2012年 03月 17日
装丁のラフ案 1 |
「午前零時の玄米パン」は、群ようこさんの初めての本です。その頃、群さんは、
木原ひろみ名で本の雑誌社に勤めていました。ラフ案を出した時、まだ見慣れない
名前だった著者名「群ようこ」を、「郡よう子」と間違って作ってしまいました。
「革命、そして革命・・・」のラフ案は、白い台紙の上に赤の薄い紙を合紙して、
文字はカッターナイフで切り取り、白文字にしました。それを木版画家の下山力さん
に彫り上げてもらい、印刷時に白ヌキにして仕上げました。
「テレビと子どもたち」は当時、幼稚園に行っていた長男のスナップ写真をつかい、
ラフ案にしました。
by sustada
| 2012-03-17 00:53
| 装丁の仕事