2011年 05月 04日
「装釘考」 西野嘉章 著 |
ザラ紙の本文に旧字で組まれた、この本は昔なつかしい感じのする本です。
でも本文300頁ちかくに、96頁もカラー頁がついた立派な本です。装丁用語
ひとつに一冊の本を重ねて紹介する形をとっている、ユニークな本です。
まえがきに「和・漢・洋の三要素を見事に調和させてみた五葉こそは、明治
の生んだウィリアム・モリスであり、日本最初の装丁家に相応しい」と著者は
語っています。
by sustada
| 2011-05-04 21:24
| 四六判の心意気