2011年 01月 14日
プリーモ・レーヴィの本2冊 |
アウシュヴィッツから奇跡的に生還し、故郷トリノで作家生活に入ったがなぜか
自死したユダヤ人作家プリーモ・レーヴィの本です。「プリーモ・レーヴィへの旅」は
レーヴィと重なる思いをもつ韓国人作家、徐京植さんがレーヴィの故郷トリノへの旅
を綴る。「溺れるものと救われるもの」はアウシュヴィッツの大虐殺が風化する現在、
その危機感から構想されたのがこの本です。二冊とも編集は朝日の渾大防三恵さん、
この人がいなかったらこの本は世に出なかったでしょう。これからもっといい仕事が
できると思っていたヤサキ交通事故で亡くなりました。残念です。
by sustada
| 2011-01-14 23:15
| 装丁の仕事