2010年 02月 05日
神保町「二階世界」巡り 及ビ其ノ他 |
400ページ近くの本ですが、アッというまに読んでしまいました。
このタイトル[神保町「二階世界」巡り 及ビ其ノ他] と、間村さんの装丁
でなければ手に取らなかったと思います。前回、作家と装丁家の相性を
取り上げましたが、今回の板崎さんと間村さんの相性もピッタリです。
坂崎さんはビジュアルにとても敏感です。植草甚一さんにふれ 「植草
甚一こそは、この 1930 年代文化 ( サルトル25歳、デュシャン43歳、
コクトー41歳、エルンスト39歳、村山知義29歳 )のむしろ正統的な
[残党] の一人だったのである。」と書いています。そうです。植草さん
のコラージュは傑作です。
by sustada
| 2010-02-05 01:01
| 四六判の心意気